しばらくはDVD三昧です。
昨日は
「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」(原題Nanny McPhee)を観ました。
童話が原作で、子供向けだと思ったら大間違い!久しぶりに号泣(照)
ナニー・マクフィーの魔法のステッキ
17人ものナニー(乳母)を追い出したMr.Brownの悪ガキ7人。18人目が見つからず、途方に暮れたMr.Brownの元に新しいナニーがやって来て、、
まず圧巻はナニー・マクフィー役のEmma Thompson。登場の風貌が毛が生えたイボやら1本だけ妙に長い(大きい?)出っ歯とか。それが子供たちが彼女のレッスンをクリアする度に減って行って、最後にはEmma本人の顔が(ネタばれかな?ごめんなさい)
でもその風貌に似合わず、とても温かい人です。母親がいなくなって、忙しい父親にもあまりかまってもらえない子供たちに、そっと寄り添います。
今回は脚本も手がけているEmma。多才です。
それからなんたって私はColin Firthの大ファン。
私の中では一番「イギリスな」俳優さんです。いつもちょっと影があって、でも心は温かい役を好演しています。彼がコメディーでオタオタするのも大好き。
今回は7人の悪ガキを残して、妻に先立たれたお父さんMr.Brown役。
なかなか子供たちに愛情を伝えられないんだけど、マクフィーの存在や事件で愛情を伝える大切さを学ぶ不器用なお父さんです。
あっ長男役のThomas Sangster君は将来有望ですよ。いたずらっぽい瞳がいいねぇ。
この映画、文部科学省のご推薦付きらしい。何で?
最後にナニー・マクフィーの台詞を。
“必要なときは、いるなといわれても居続ける。必要無くなった時は、いくら居て欲しくても居なくなる。”