広島に着いた日、夜のwelcome partyまでは時間があったので、ホテルの横にある「平和公園」に行ってきました。
まずは元安川のほとりを下って、原爆投下の目標になったというTの形をしている相生橋の横にある原爆ドームへ。
ドームの中には鉄筋の棒でたくさんの支えがしてあり、被爆からの年月を感じさました。
10年後には同じ姿では見られないかも、、
それから公園内を歩いて「原爆の子の像」へ。私が小学生の時、この像のモデルとなった貞子さんの本を何回も読んだのを思いました。
そして平和の灯の炎の横を通って、原爆死没者慰霊碑。8月ということもあってか、たくさんのお花が供えてありました。碑の向こうに炎とドームが見えます。まだ早朝だったので、人も少なくゆっくりと散策できました。
それから平和記念資料館へ(入場料50円!)オーディオの説明を聞きながら2時間ほどかけて館内を見学。
最後に新しく出来た国立広島原爆死没者追悼平和記念館へ。ここは被爆で亡くなられた方1人1人の写真などが見られます。ここに来て初めて被爆死没者という1つのカテゴリーではなく、1人1人に私と同じように家族があって、仕事があって人生があった事を実感しました。
慰霊碑に手を合わせながら、私の頭に浮かんだ言葉は「ごめんなさい」でした。まだ彼らの死を教訓に出来ていない事に対して。いつか彼らに顔向けできる日は来るのでしょうか。